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1:まず、どちらか片方のピストンピンクリップを、ラジオペンチなどの先の細いもので取り外します。反対側からピストンピンを押し出せば外れるはず。 |
2:固着しているときは、ドライバーなど先の細いものを突っ込んで強引に叩く!?コンロッドに負担をかけないように注意です!!左上のC型のものがピストンピンクリップです。 |
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3:ピストンとシリンダーが外された状態。クランクケース側に残った古いガスケットを綺麗にはがします。スクレーパーなどでキズをつけないように根気よくはがします。オイルストーンで仕上げる。 |
4:中途半端にガスケットが残ってしまうと、組み込み後のオイル及び圧縮漏れ等にもつながります。最低限、さわってスベスベになるくらい(?)ボコボコ厳禁! |
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5:取り外した純正ピストン(左)と、これから組付ける75cc用ピストン。こんなに大きくなるんですね♪
こりゃぁ、パワーも期待できそうです。 |
6:ボアアップキットを組付ける際は、車種・年式により適合するキットが違うので気をつけてください。管理人のモンキーはピストントップが平らなタイプ。 |
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7:こちらはシリンダーの比較。ピストン同様、大きさがこれだけ違います。ボア以外は純正と同じようです。シリンダーにも49ccの刻印が(汗)・・悪用厳禁 |
8:ここからがちょっと大変。製造時にできたバリが残っているので、目の細かい耐水ペーパーなどで、軽くなぞってあげます。サッとね=3 |
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9:ピストンリング、オイルリングの組付け。溝にもオイルをたっぷり塗ってください。無理にはめ込もうとすると、リングが折れてしまいます。説明書の指示通り、順番を間違えないようにしてください。 |
10:今回は、ピストンをシリンダーに挿入した状態でコンロッドとつなぐことにします。指に力をいれ、一本づつシリンダーに挿入。絶対に無理矢理挿入しないように!夜と一緒です(下ネタ) |
今回の組付け作業で一番面倒だったところ。
ピストンリング、オイルリングなどは、付属の説明書をよく見ながら、合口をずらしてはめ込みます。
合口が揃ってしまうと、その部分から圧縮やオイルが吹き抜けてしまうからだそうです。
ピストンリングコンプレッサーなる工具も売っていますが、なくても・・・なんとかなります(苦労しましたが)
ある雑誌に、横型エンジンの場合、ピストンをシリンダーに挿入してからのほうが、組付けやすいとのことだったので、その通りにしてみましたが、結果的には、やらないほうがよかったかなと思います。
次ページでピストンピンの挿入がありますが、その際にリングが見えてしまうほど、シリンダーをずらさなければならず、せっかく挿入したリングが外れてしまいました。
この作業での注意点は、無理矢理挿入しないことと、ピストンやピストンリング、シリンダー内壁など、まんべんなくたっぷりとオイルを塗ってから組付けるようにすることです。
初期の焼き付きを防ぐためにも絶対に忘れないようにしてください。
次で完成です。もうひとつ面倒な作業がありますが、パワーアップのためにがんばりましょう^^
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