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ツーリングマシン製作記>ホンダ モトラ純正ヘッド換装・比較

■愛車6Vモンキーの、プラグねじ山を破壊!リコイルキットで修理するか、いっそのことヘッドごと交換かと考えたところ、どう考えてもヘッドごと交換してしまったほうが安上がり。特殊ルートから入手したヘッドは、なんと往年の名車[ホンダ モトラ]のヘッドだったことが判明した。燃焼室形状に注意すれば、6V〜12Vまで互換性の高いヘッド。丸ごと交換してしまえば、問題なし!? これまで使用してきた6V最終型(?)のヘッドと、モトラのヘッドを比較しながら換装してみます。

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1:これが入手したモトラヘッド。完全な雨ざらし状態ではないものの、室内保管ではないため、錆びや、オイル、カーボン汚れが目立ちます。 2:左側が以前までのモンキー6Vヘッド。右側が必死に洗浄したモトラヘッド。
3:ボアアップキット組み付けから一ヶ月。もうこんな真っ黒になった燃焼室。よほどキャブセッティングがおかしかったのか・・? 4:灯油に浸してから、コツコツとカーボン除去したモトラヘッド。だいぶ綺麗になったけどこびりついた汚れはおちない。バルブ径が大きいようです。(撮影時の距離の問題か)
5:インテーク(吸気)ポートの比較。もちろんこちらが6Vモンキー。人差し指がかろうじて入る程度の小さな穴です。 6:一方、モトラヘッドは、あきらかに径の大きさが違いますね。人差し指ならスッポスポ♪歪んだノギスしかないので、計測できず。
7:エキゾーストポートもこんな小さい。とてもパワーを出すための設計ではなく、燃費重視といったところでしょうか。 8:インテークポート径同様、エキゾーストポートもモトラの方がはるかに大きいです。中はカーボンたまりまくっていて、若干、径が絞られています(笑)
9:カムシャフト及び、カムスプロケット取り付け部分。フライホイール側からの画像です。 10:形状が全然違いますね。カムスプロケットごと交換しないと取り付けできません。
11:右側がモトラのカムシャフト。太さが違うし、両端にベアリングが入ってます。カム山も高い??
カムシャフトだけの流用は無理でしょうね。
12:ヘッド右側(クラッチ側)のカバー。右がモトラ。
オイル通路の形状が違います。カムシャフト差し込み部分も、モトラが凸型。モンキーが凹型。
※ヘッド取り外し作業の詳細は⇒エンジンヘッド取り外し作業

というわけで、ざっと比較してみただけでも、これだけの違いがありました。

「6Vヘッドはカムのベアリング無し。12Vヘッドはベアリング有り。」といった程度の認識しかなかったため、6Vヘッドだけでも、年式によって数種類。カブ系エンジン全体で考えると、何種類あるのか・・
現状の知識では、とても把握しきれません。

燃焼室、ピストン形状により、互換性のないヘッドもあるようです。(6Vモンキーの初期型などは、ピストントップが盛り上がっており、燃焼室形状も大きくへこんでいます。クランクの種類も違うようなので、今回のような流用はできません。)

今回使用したヘッドは、売り主さえも素性がわからないということだったので、自分で調べました。
12Vのカムシャフトとは違うのに、両端ベアリング付き。苦労した末に調べ上げた結果、モトラで使用されているヘッドだということがわかりました。他の車種で使用しているかまではわかりませんでした。

モトラは純正状態で、モンキーの3.1psを上回る、4.5psという仕様。
ピストン・シリンダーなどが同じだとすると、このパワーの差はヘッドの違いによるものなのでしょう。
画像をご覧になってわかるように、モンキーのヘッドよりは、パワーを出そうという心意気が感じられます。

ヘッド一式、すべてを交換してしまえば、作業自体はなんの問題もなく取り付けできました。
まだ取り付けたばかりなので、これからなにか問題が出てくるかもしれません。2006.01.21現在
少し走った感想ですが、驚くほど高回転が回るようになりました。ホント劇的な変化!!

今回は、初めからモトラヘッドだということも知りませんでしたし、これでパワーアップするとも思っていませんでした。だって、きっかけはプラグ穴のねじ山をなめてしまったことが原因ですからねぇ。それが直ればいいと考えていただけだし(笑)

ネット上で色々調べてみても、モンキーにモトラヘッド流用という話はないようなので、本当に上記のような効果があるのかどうかもわかりません。元々付いていたヘッドが悪かっただけで、今回のモトラヘッドで正常に戻ったという可能性もあるわけですからね。

ま〜 なにはともあれ、驚きの高回転パワーを手に入れられたことは幸運でした。


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